最近では、インターネットや提携ATMなど、消費者金融でお金を借りる際の方法も多様化してきましたが、お金を返す時の方法も一律ではなく、振込など自分の都合の良い様々な方法から選べるようになっています。
返済方法にどのような種類があるか
大手の消費者金融では、下記のような返済方法が選べるようになっています。
銀行振り込み
消費者金融の所定の口座に振り込んで返済する方法です。近くの銀行からの振込みのほか、インターネットを利用してパソコンや携帯電話・スマートフォンを使って振り込むことも可能です。また会社によっては、WEBの会員サービスのページから、所定のネットバンキングを通じて返済できる仕組みになっているところもあり、手数料がかからないシステムになっています。
口座振替
毎月決まった日に、登録した金融機関から口座振替で返済する方法です。引き落とし日はいくつかの指定の日にちの中から選べるようになっている消費者金融が多いので、給料日を考慮して決めると良いでしょう。返済し忘れが無く、一番確実な方法ですが、残高に関わらず強制的に引き落とされてしまったり、残高不足になっていると引き落としされなかったりすることがデメリットともいえます。
ATM
消費者金融の直営のATMの他、提携している銀行やコンビニのATMから返済することが出来ます。身近にあるコンビニなどを使えることが最大のメリットですが、提携銀行やコンビニATMからの返済の場合は、その都度、手数料(1万円以下が105円、1万円超が210円)が発生します。1万円を超える金額を10回に分けて返済すると、それだけで2,100円の手数料が発生する計算になります。
店舗での返済
有人の店舗窓口で、直接返済する方法です。最近は有人店舗が減っているほか、最初から店舗を持っていない消費者金融もあるため、あまり使われない返済方法となっています。しかし今後の返済の相談などを一緒に行えるなど、メリットもあります。
返済はいつ行ったらよいか
消費者金融でお金を借りると、毎月一定額以上を返済するというルールになっており、毎月の支払期限を「返済期日」と呼びます。契約時に毎月の返済日・返済期日を決定しますので、その日までに所定の額かそれ以上を支払って返済するようにします。消費者金融によっても異なりますが、いくつかの期日の中から都合の良い日にちを選んで決めるようにします。
また、返済方法がたくさんあるので、たとえば普段は口座振替で支払っているけど、今月は余裕があるので、追加でATM返済しておこう、ということも可能です。消費者金融は日割り計算で利子がつくので、一日でも早く返済する方が利子の節約になります。手数料に注意しながら、いろいろな返済方法を便利に使い分けるのも賢い方法です。